昨日は、近鉄奈良駅最寄りの
息子のかかりつけの形成外科へ。
疣の切除のため、
土日でも手術可能なクリニックです。
奈良の商店街は観光客が舞い戻り、
俄かに賑やかな雰囲気に和む反面、
これも嵐の前の静けさの懸念がよぎり。
世界が軒並みロックダウンのさなか、
日本だけ免れることがあるのか。
クリニックは小西さくら通り。
そこから餅飯殿商店街へ向かうまでに
居酒屋「とよのあかり すずの音」。
お昼時はランチ営業されています。
私は一番人気の
鶏吸い唐揚げセットにしました。
期待を裏切らないルックス。
不意に立ち寄って大正解。
カリッカリの唐揚げ、チキンカツ、
どれも美味しくて800円からと安価。
ボリュームたっぷり、
息子のおなか、はちきれそう。
次は草鍋にしよう。主人はアマゴ酒。
「革遊びHARUHINO」の軒先、
かわいい鹿のキーホルダーが
ネーム刻印サービスの言葉を添えて
掲げられていたものだから、
持ち物に名前を入れることが大好きな
私の足は止まってしまい。
アルファベットで名前、
捺してもらいました。
息子は3文字、私は6文字、
6文字までは刻印可能です。
HARUHINOさんの革製品、
軽くて丈夫で、
とても精緻なのにお手頃です。
TUDAというシリーズ購入のために
再訪しようと思っています。
有名なお店みたいです。
知らなかったなあ。
餅飯殿商店街の夢長屋、
小さなお店の集まりの一つ
「えみいろ。」は
店主さんがお留守でしたが、
私たちが帰ろうとしたらちょうど
戻ってこられました。
これも御縁だと思い
店内へ入ると、
日本の伝統色の革小物の色彩に
目を奪われました。
なんてかわいくて上品なのか!
おまけにどれも鹿の焼き印が!
キーホルダーと鍵帽子、
私自身へプレゼント。
息子は消しゴムケースをおねだり。
しかたない、今日は術前の採血したし、
いい子で我慢していたし、ご褒美。
「ママの鹿さん、やさしいピンクだね」
「これは珊瑚色。ほっとするピンク」
ピンクには桜や桃紅もありましたが、
落ち着いて品のある珊瑚にしました。
東向から餅飯殿や下御門までの
奈良駅前の商店街は混雑するので
あまり足を向けない私ですが、
たまに訪ねると
素敵な小さなお店がいっぱいで、
やはりWindow Shoppingは
良い刺激だと再認識しました。
「HARUHINO」も「えみいろ。」も、
直に知れたときの驚きと嬉しさ、
日常の冒険です。
なら工藝館。
失礼ながら、トイレ拠点です。
とっても立派な建物なのです。
消しゴムで奈良一刀彫をレクチャー。
その録画と現物に、息子、釘付け。
奈良はちらほら紅葉が始まっています。
今年も冬ごもりを強いられそうですが、
それは得心済み。
珊瑚のなかの神鹿のように
ゆったりかまえて過ごします。