奈良大学通信まよい鹿

奈良大学通信教育部に入学しました

邪馬台国は、どこにでもある。

女性向けの匿名掲示板で、
またも遊んでしまいました。
『日本の古代で気になること』
こんな魅力的な題名、
スルーはできませんでした。

葛城皇子は同時代に二人存在した、
それは壬生部ではありえない等々、
市井には臥龍のごとき識者が
潜んでいるのが楽しく嬉しく、
ほんとうに勉強になりました。

中でも、
下記1007さんの書き込みに
感動を抑えられませんでした。
それに返答したのが
私の書き込み二つです。


1007
ロマンだねぇ。
ロマンの数だけ邪馬台国の数もあるんだわ。
邪馬台国はきっと考古学者が調査して導き出した場所それぞれに、つまり全国に散布してたんだと信じてる。
そしてその内のどこかに卑弥呼は居たんだ。


1503
>>1007
私は奈良県民だけど、九州に行ったとき「気宇壮大な恵まれた土地」だと思ったよ。
どの土地にも、その産土を愛して護った「英雄」がいたんだよ。

邪馬台国は、どこにでもある。
すばらしい。


1900
>>1503です。自己レスします。
私は今、奈良大学文化財歴史学科の通信教育部に在籍していまして、ちまちまと卒業論文を手直ししています。
ここのトピ、とても為になりました。特に>>1007さんの書き込みは、私の一番最初の記憶(私は奈良国中の出身)、二上山に沈む夕陽を思い起こさせてくださって、つまりは古代史のロマンの初心へと、立ち帰らせてくださいました。

弥生時代、「王」の名乗りを辿れない今現在、「英雄」の括りで捉えるしかないのですが、それでも日本列島に築かれた埋葬遺跡は、みんなどれだけ懸命に自分たちの土地を護ったか、闘ったか、生きたか、ひしひしと伝えてくれています。
私たちはその「英雄」の子孫なのです。血縁はなくても、歴史と文化を継承したという意味で、子孫なのです。

私が奈良大学のスクーリングで奈文研の副所長だった先生から教わったのは、歴史を文化を優劣で比較してはいけない、ということでした。
それぞれの邪馬台国を想うことは、古代史への夢の原点ではないでしょうか。
邪馬台国は、どこにでもある。
歴史を文化を愛する人なら、どこにでも、邪馬台国を見いだせる。

考古学や史学は人間を題材とした学問です。
みんな傷だらけになって生き抜いた、その軌跡を辿りたい、それが私なりの人間への姿勢です。


邪馬台国は、どこにでもある。
すばらしい。


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奈良新聞社の情報誌、
ならリビングから
手作りキットを取り寄せました。
ラベンダーのリース、
ちょっとまとまりがないかも。
息子曰く
ブラックホールの入り口」だと。
実際、吸い込まれる芳香です。