奈良大学通信まよい鹿

奈良大学通信教育部に入学しました

タイトルロール ~卒業論文⑥~

奈良大学のホームページには、
学部ごとの卒業生による卒業論文
タイトルが一覧でアップされています。
これ、けっこう参考になります。

卒論に限らず良き著作物は、
すでに題名の段階で、芳香を放ちます。
なんだか残酷な言い回しですが、
タイトルは、顔でもあり心でもあります。

私の卒論、
おおかた仕上がったようなものですが、
タイトルが未定のままです。
適当に物した論文なら
適当な題名を投げつけときますが、
奈良大学通信へ私をいざなった題材、
やっつけ仕事の冠なんかかぶせられない、
そう思いあぐねているのです。

たくさんの奈良大学卒業生たちの
成果を眺めて、気づきました。
私が興味を惹かれるタイトル、
一定の形式に基づかれているようです。

『〇〇における△△が示す◇◇について』。
上記の例、この三段階形式の題名、
著者が何を言いたいのか目指しているのか
つぶさに理解できます。
神は細部に宿るというか、
人は明確な地図でのみ動けるものなのです。

逆に『@@について』や『※※の研究』、
教えを乞う学生の立場からして、
こういったまるで権威へ向こうを張るような
粗掴みな題名、いただけません。
指導教官やゼミ仲間から、
何も示唆されなかったのでしょうか。

マノン・レスコー』『オイディプス王
アンナ・カレーニナ』『ハムレット
椿三十郎』『姿三四郎』等々、
タイトルロールまで華やかでなくとも、
題名は画龍点睛よりはるかに大きな
役割を持つと、私には思えるのです。

エロ男爵ことイケメン俳優沢村一樹さんが
「女性にスリーサイズは訊きません、
わかるから(目で見て)」と明言されたとき、
その道のマニアはちがう、と感心しました。

私も濫読家のはしくれ。
わかります、題名だけで、ほぼ内容は。


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生駒市のシフォンケーキ専門店
Chifoll(シフォル)さん。
私、実はシフォンケーキは苦手。
めちゃくちゃ口当たりの良い、
シフォルさんのシフォンケーキだけが、
口に合うのです。
Chifollの屋号も、タイトルロールですね。