奈良大学通信まよい鹿

奈良大学通信教育部に入学しました

一期一会 ~史料学概論①~

とうとう本丸に乗り込もうかと。
奈良大学通信テキスト科目で
最も難解といわれる史料学概論。

私はこの科目は文化財学講読Ⅰと
並行して取り組みました。
最初は、『倭人争乱』のほうが
読み物としてとっつきやすく、
進行の度合いも早かったのですが、
そのうち東野治之先生著
『日本古代史料学』を
読み進めていくほうが
面白くなっていったのです。

史学は文字が研究材料です。
それゆえ、比較検証に緻密さが
要求されます。
もちろん、文化財学も
比較検証は当然中の当然。
しかし、なんというか、
頭の中で組み立てるに要する熱量は、
史学のほうが上勝る気がしました。
相手が人間の叡智の塊、
文字ですからね。

しかし、
考古学概論や文化財学講読Ⅰと違い、
史料学概論のレポートの設題は、
“論じる”ではなく
“述べる”です。
私はこれを承知で“論じる”を
選択しました。
チャレンジャーというか、
命知らずというか。

もちろん、レポートの結果は
originality項目の2つがAで、
残りの6つはBとCばかり。
先生の講評を要約すれば
「熱意は買うけど、ちゃんと設題に
沿いなさい!」でしょうか。
先生、本当にすみません。
本学でお会いしたら陳謝いたします。

いや、楽しかったのです、史学。
私は文化財学を選択しています。
つまり、史学はこの必須の史料学概論のみ、
一期一会の楽しさとなります。
それゆえ、論じたかった、
あほですね。

でも、合格はいただきました。
熱意だけで。
試験はきちんと“述べる”に徹します。

奈良大学通信在学中のみなさま
今回は悪い例です。
どうか設題を遵守してください。
でないと私みたいに「あんぽんたん
な目にあいます。


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明日香村 於美阿志神社(檜前寺跡)
拝殿の横に石塔が……見えますか?