まほろばに神鹿を追って

Chasser le cerf de Dieu à Nara

奈良だより

破壊され尽くしたってかまわない。 何度でも何度でも生まれ変わるから。 ~奈良芸術短期大学日本画公開講座2022 シルクロード学⑭~

5月15日日曜日、 奈良芸術短期大学日本画公開講座2022 絵画を体験する 中央アジアの仏教壁画 「第1回キジル石窟 (中国新疆ウイグル自治区) とアフガニスタン(バーミヤーン)」 の講義を受けに行きました。講師は、 奈良芸術短期大学日本画コース講師兼 京都…

吉野の庭に咲く青い花 ~SugarBaby大和高田 花のアトリエ展~ 

5月14日土曜日、 フラワーアレンジメント教室 SugarBaby大和高田で 花のアトリエ展が開催されました。花雑貨の田中雅美先生、 布小物の片山雅穂先生、 水彩画家の杉本理江子先生、 3名の作品展です。私と息子は この日はレッスンではなく、 お呼ばれで伺い…

奇跡に近い、本当に幸せなこと。~JR東海『いざいざ奈良』~

JR東海『いざいざ奈良』JR東海の奈良観光キャンペーン 『いざいざ奈良』のCMに、 私の大大大好きな鈴木亮平さんが登場!! 嬉しいなんてもんじゃない!! 東大寺の撮影では、カメラが回っていない間も鈴木が仏像や建築について熱心に質問し、その姿に心打た…

だから、唐三彩が好きなんだ。 ~奈良国立博物館 特別展「大安寺のすべて ―天平のみほとけと祈り―」~

5月5日こどもの日、 またも奈良国立博物館特別展 「大安寺のすべて ―天平のみほとけと祈り―」の 親子向けワークショップ、 「小花もようのかざりタイルを つくろう!」に参加。今回は受付開始の9時30分着、 奈良博の職員さんに 「どうぞどうぞ」と席を勧…

水たぎる 瀧のみやこ ~丹生川上神社中社 吉野宮瀧遺跡~

5月4日みどりの日、 県道37号桜井吉野線を南下し、 南に背山と北に万古斧鉞の妹山樹叢を 隔てる吉野川に到着。 南都吉野の名高き妹背山です。 裏道である桜井吉野線を使えば 奈良市街から1時間で吉野に着けます。 早朝でもあり、渋滞知らずです。 宮瀧遺…

旅は死と再生を物語る ~こもりく 長谷寺~

4月2日の土曜日の夕方、 奥飛鳥の自転車旅の後、 耳成山付近のゲストハウスへ。飛鳥は日帰りでも全く大丈夫ですが、 息子がどうしても一泊したいと 駄々を捏ね。宿泊を決めたのが遅かったので 空室を見つけたのは奇跡でした。 guesthouse-hajimari.jp 30代…

それは神秘的 ~奥飛鳥を訪ねて Rainmaker~

4月2日の午前の続き。 おなかいっぱい、 午後の自転車旅、開始。明日香村稲渕、 義淵僧正開祖の五龍寺のひとつ、 龍福寺。 ものすごい傾斜の門前。 こちらは見学自由のお寺です。 日本最古の在銘石塔で有名。 銘の主は竹野王、 長屋王の近親者とされる女性…

青春の夢に忠実であれ ~奥飛鳥を訪ねて King in Boy’s Day~

4月2日土曜日、 息子のたっての希望で 奥飛鳥を自転車で巡ることに。 朝9時、石舞台から レンタルサイクルでスタート。 花冷えの曇り空。 でも、桜は盛り。 春のいちばんいい時期に 飛鳥を訪れることが叶いました。 先ずは、飛鳥稲淵宮殿跡。 難波宮から…

今年も、お休みの日の、お楽しみ。~橿原市手芸カフェsunday treatでのミモザのリース作り~

keika1216keika.hatenablog.com ミモザの季節、到来。 今年も、橿原市の手芸カフェ、 サンデートリートさんへ。 サンデートリートさんの2階、 屋根裏部屋の隠れ家。 西の窓から、 新沢千塚古墳群が見えます。 特等席のあまりの快適さに、 息子、へべれけ。 …

美術散華で写仏体験 ~奈良国立博物館 特別展「国宝 聖林寺十一面観音 三輪山信仰のみほとけ」~

奈良国立博物館特別展 「国宝 聖林寺十一面観音 三輪山信仰のみほとけ」の親子体験、 「散華でポン! 聖林寺 十一面観音をかいてみよう」に参加。10時開始5分前に滑り込み。 奈良博の職員さん「来ぉへんか思た。 いつも一番乗りやから」と。 「遅刻してもう…

私たちのほうこそ助けられている ~東大寺 奈良親子レスパイトハウス~

東大寺境内、寒い日曜日の朝。 おなかの大きな鹿。 赤ちゃんもうすぐ生まれるね。 東大寺幼稚園。 大仏池が目の前。 東大寺福祉事業団のチャリティとして 陶芸作家の方々からご寄付された 作品の特別販売に参加するため、 奈良親子レスパイトハウスまで。 約…

修二会お松明を鑑賞する会 ~東大寺 奈良親子レスパイトハウス~

奈良親子レスパイトハウス主催、 修二会お松明を鑑賞する会に参加。もちろん、今年も昨年引き続き、 お水取り期間の二月堂周辺は 関係者以外は立ち入り禁止なので、 Zoomでのオンライン中継です。お松明が始まるまで、 東大寺開山堂での 修二会についての説…

翔び立ち去っていった王の杜 ~等彌神社~

2月最後の日曜日、 奈良テレビ『加藤雅也の角角鹿鹿』で 紹介された鶏焼肉屋さんへ行く前に、 桜井市の等彌(とみ)神社へお参り。 お社の前は何度も通っていましたが、 きちんと参拝するのは初めて。 霊峰鳥見山の頂上あたり、 神武天皇が最初の大嘗祭を行っ…

あたりまえではない奈良 ~社会学基礎①~

もう3年前になるとは。 奈良大学での現地スクーリングで 耳に齧った「中原先生の社会学、 ほんとうに面白いよ」の声。 『民族と文化の歴史社会学』との テーマをスクーリングガイドで知り、 絶対に受けようと決めていました。ディスカッションなどの 実習も…

人には、届けたい想いがあるのです。届かなくてもいい手紙なんて、ないのですよ。 ~在宅スクーリング冬季前半、終了!~

冬季前半の在宅スクーリング、 課題提出の期限は明日まで。 社会学基礎の課題を今朝、 最寄の集荷郵便局で速達で提出。 「奈良市なら、速達にしなくても 明日には着きますよ」と 職員さんに言われましたが、 確実に届かせたかったので。社会学基礎については…

初詣 鴨三社巡礼 ~高鴨神社 葛木御歳神社 鴨都波神社~

昨年末に幸先詣を済ませたものの、 本日1月9日、遅ればせながら初詣。 奈良盆地南西部、 御所市に坐す神代から続く古社、 鴨三社を巡ることに。 先ずは山地の上鴨社、高鴨神社。 参道の拝殿の麓、杉の大木。 拝殿とその奥の本殿は、 写真撮影禁止です。 池…

雪の詩 Birds, by the Snow. ~宇陀松山城下町~

日曜の朝、出向いたのは 大和高原南端の大宇陀市。 桜井市から大宇陀市に入ったとたん、 山道は雪景色。 大宇陀温泉あきののゆも、この通り。 あきののゆのお食事処は改装休業中。 道の駅「宇陀路大宇陀」のお食事処で にゅうめんと柿の葉寿司を食べた後、 …

千虚不如一實の奈良の冬 ~ならまち工房Ⅲ 玄(げん) 奈良ホテル~

12月4日11時、 ならまちの蕎麦処『玄』の門前。 奈良県民は意外と行った人は少ない、 通好みの蕎麦屋さんです。奈良テレビの情報番組『角角鹿鹿』で 加藤雅也さんが玄を訪れられたとき 「食べたことのない蕎麦」と仰られ、 それ以来「前代未聞の蕎麦」を 食…

瀬踏み ~錦秋の東大寺~

2年ぶりの奈良大学通信復学、 川の深さを確かめるため、 レポートは小出しに提出。 先ずは、美術史概論から。もうね、すっかり内容 忘れてましたよ! だって美術史概論のレポート 仕上げたの3年前ですもん。欲をかけば足を攣る。 だから瀬踏みで一歩ずつ。…

大和へに君が発つ日の近づけば野に立つ鹿も響めてぞ鳴く ~ロクメイコーヒー Pamba pipi 鹿猿狐ビルヂング~

季節外れの陽光続き、今日が締日かも。 今日は朝から近鉄奈良駅ビル6階へ、 主人が献血へ出向きました。 良いことして、採血結果ももらえる、 献血っていいですね。 私は明日、2時間の時間給をもらい、 仕事を15時であがって検診へ。 体が資本、ちゃんと…

己の欲せざる所は人に施す勿れ ~大和高田市カフェレストラン飛行船~

奈良大学通信のprogressは のちほどまとめて。 勉強のことは、適当に書き流せません。 先週の土曜日、 フラワーアレンジメントの稽古前。 JR高田駅徒歩5分の カフェレストラン飛行船。 ここは私が子どもの頃から通う、 とっても美味しい洋食屋さん。 大和高…

Bienvenue chez moi, Gilberte. ~満月アンティーク、喫茶みりあむ~

mangetsua.exblog.jp ちょっとだけ奈良だより。 昨日、奈良市高畑町の英仏骨董店、 満月アンティークから購入した 硝子と銀の首飾りが届きました。 満月さんとは、もう開店された 2007年からのお付き合い。 高額なものはなかなか手が出ませんが、 ちょっと良…

1300年前から届いた手紙 ~第73回正倉院展~

10月30日9時、 第73回正倉院展開幕。 8時30分に奈良国立博物館に到着。 もっと早くに来られている方も いらっしゃるはず。 でも、1時間に500人の入場制限を かけているので、混むことはない。 私はのんびりゆったり鹿に挨拶。 「おはようさん。ええ天気や…

あなたが良きドールになりますように ~Violet Evergarden 東大寺境内で朝食を~

『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』 初めて観ました。 心が洗われました。 すばらしい、絵も、音も、言葉も。 日本はこんな美しいものを 創造しうる国なのですね。 燃えていません。 燃えています。 燃えていません。 良きドール(手紙の代筆業「自動手記人…

一期一会の奈良の旅 ~山中智恵子『みずかありなむ』~

もし、 それがたった一度だけ許された 奈良への旅なら、 私はどこへ向かうとしよう。一期一会、 次がない旅ならば、 胸に焼きつけるべき奈良の景色は。 私の最も古い記憶は、 夕陽が沈む二上山。 長いことこの拙いブログをお読み いただいている方なら、 う…

道の辺の壱師の花のいちしろく人皆知りぬわが恋妻は ~農家カフェけやき、石上神宮~

日曜日、 主人の1回目のワクチン接種。 9時前に会場に着いて、9時半に終了。 主人「痛くも痒くもない」との言。 私も確か5月、 肩まであがらない服を着てしまい、 「こんな服着てすみません脱ぎます!」 「いや瓊花さん脱がなくていい!」 と先生とワー…

天は破れ、都度、繕うべきもの。 ~天神社 It's my origin~

魚は頭から腐る。 昔の人はうまいこと言います。 日本は来世紀、 自国開催オリンピックなんか望めない、 国家すら存続していないかもしれない。 骨だけの魚が、 極東の海に浮かんでいる。私は最近、 たいへんcleverなブロガーさんの コメント欄にお邪魔して…

かへりみて暑かりし日はかがやけり ~飛鳥まぁまぁ農園、大宇陀温泉あきののゆ、安倍文珠院~

かへりみて暑かりし日はかがやけり 山口波津女 身に染みて美しい夏の想い出の句。 それを背景音楽に、 少し前に通り過ぎた 晴れた夏の日の記録を綴ります。 8月7日土曜日、朝5時起き。 大和三山、香具山のふもと、 飛鳥まぁまぁ農園さんでの ブルーベリー朝…

ルリセンチコガネと私 ~飛鳥、高取、吉野山~

私は四季では夏がいちばん好きで、 それは万物の生きる力が漲る様に、 その儚さの尊さに、 胸を打たれるからです。 もう8月8日。 八月は夢花火とは、陽水さんのお言葉。 私にとって夏とは、浸るもの耽るもの。 先週の八朔、飛鳥から吉野へ、 遊びに向かい…

人生は意義ある悲劇だ。それで美しいのだ。生き甲斐がある。 ~軽皇子と衣通姫、大伯皇女と大津皇子~

いま、闇雲に入手したい本があります。 先日訪れた奈良博の展示で、 愛媛県川之江市(現在、四国中央市) 出土の弥生時代の銅鉾を観たとき、 ふっと悲劇の皇子を思い出して以来。それは『流刑の皇子』という題の本。 木梨軽皇子、記紀の悲劇の主人公。 作者の…