シルクロード学
5月15日日曜日、 奈良芸術短期大学日本画公開講座2022 絵画を体験する 中央アジアの仏教壁画 「第1回キジル石窟 (中国新疆ウイグル自治区) とアフガニスタン(バーミヤーン)」 の講義を受けに行きました。講師は、 奈良芸術短期大学日本画コース講師兼 京都…
ずっとずっと探していた本を やっと手に入れられました。 『中川安奈 オン シルクロード ~東から西へ 西から東へ~』は 1988年4月30日に初版が刷られ、 当時、世間は超大作映画『敦煌』の 話題で持ちきりでした。私はこの、映画デビュー作で ヒロインを勝ち…
私の涙は1円の価値もない。 いや、1銭もないかもしれない。 すぐ泣くのです、感動すると。で、最近、 私が初めて知ったアフガニスタンは 沢木耕太郎さんの『深夜特急第2便 ペルシャの風』と思い出し、 沢木さんの著作を再訪してみました。 私は3歳のころ…
風通しの良くない熱気が こもっているようで、 電脳からは遠ざかっています。私は、対象が何であろうと 踊らされるのはご免ですし、 もともと周りがheat upすればするほど 逆に冷え固まっていくタイプです。 大学病院の医局に勤めている私に 言えることはた…
なんだかもう NHKの回し者みたいで恐縮ですが、 1月13日に放映されたNHKスペシャル 『アイアンロード ~知られざる古代文明の道~』 これがタイムリー過ぎて、 立ち眩みがしてしまいました。私は卒業論文の攻略方法のひとつに 「鉄のルート探求」を設けてい…
12月4日、 中村哲先生がアフガンの地で 銃撃され亡くなったと知ったとき、 私も心を砕かれました。医師中村哲先生は アフガニスタン緑化の父です。 先生がどのような人となりであり、 どのように世に貢献されたか、 それは私などが語るまでもなく。作家井上…
今読んでいる森安孝夫氏の著作です。 森安先生は阪大名誉教授で 中央ユーラシア史の権威です。 この著作はもう、とんでもなく面白い! しかし、読んでいて 「森安先生、命狙われないかしら」 と危惧するほどradicalです。 しかしradicalには急進的や革新的の…
シルクロード学の試験問題が 2017年度より変更されました。1.アケメネス朝と中央アジア 2.モンゴル高原における匈奴と月氏 3.匈奴の分裂と華北への流入 4.大月氏とクシャーン 5.唐代の中央アジア 6.ソグド人と商業 7.中央アジアに伝播した諸宗…
雲がびゅうびゅう飛ぶ春の嵐、 帰宅するとポストに速達郵便が! おー! 45日目にして シルクロード学のレポートが 返却されました! 結果は上記のとおり、合格です。 うれしいいいい……! 100冊以上も本読んだ甲斐がありました。シルクロード学についての情報…
シルクロード学のレポートが完成しました! 10000字を3498字(3200字±1割可)に 収斂するのに3日もかかりました。 これで今年に入ってやっと熟睡できます。文化財学講読Ⅰ 史料学概論 考古学概論 シルクロード学今年度のテキスト科目は なんとか全うできました…
シルクロード学のレポート、 10000字を超えました。 まあ、これは想定内でした、ええ。3科目のレポートを書きあげて、 確実にこれは妙案だと言えるのは、 痩せた(足りない)文字数を 肥満(後から継ぎ足す)させるより、 書きたい内容を全部書き尽してから 言葉…
タイトルは作家高見順の言葉です。 シルクロード学を勉強していて、 不意に思いかえした言葉です。みなさまもうとっくにお気づきでしょうが、 私はイラン・ペルシア文化が大好きです。 大月氏の後継であるクシャーン朝が イラン系遊牧民エフタルに破れ、 中…
古代ペルシアと聞くと、 ギリシア側から見ていた自分がいます。 小国のアテネとスパルタが 巨大なオリエントの帝国を破る、 どきどきしますね。ですが、奈良にはペルシアの残り香が。アケメネス朝ペルシア帝国、 セレウコス朝シリア王国、 アルサケス朝パル…
ブログの初めに シルクロード学で記事が埋まる などど言っていたわりに、 ほぼノーコメントでした、 シルクロード学。専門科目の各論で、 1年生から解放されている 唯一の科目が シルクロード学です。 なんでだろ? と首をかしげていましたが、 実際勉強を進…