奈良大学通信まよい鹿

奈良大学通信教育部に入学しました

雪氷とけて雨水となればなり 平城京から「ならまち」へ

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3月2日、平城京めざして
大和西大寺駅を東へてくてく歩いていくと、
二条の辻の交差点、
歓喜地蔵尊と弘法井戸が鎮座まします。
有名なお地蔵さまです。
賽の神でもおわっしゃる。
ここを基点に、南下します。


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ほーれ、見えてきたよ、朱雀門
平城京は、
大和西大寺駅新大宮駅の中間、
中途半端な場所にあります。
徒歩でなら、新大宮駅から向かうより、
大和西大寺駅から向かうほうが
道も風景も穏やかで、お薦めです。


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朱雀門まで、
駅から歩いて20分で着いたよ。
雲ひとつない晴天、あたたかいね。


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今日も平城宮跡公園で「てならい」。
イラカコーヒーでカフェスタッフ体験です。
身支度ととのえ、
タイムカードを押して、お仕事開始です。


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ママお客さんになってね。
いらっしゃいませ、
メニューからお飲み物を選んでください。
はい、ホットミルクティですね。
ご注文ありがとうございました。


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できあがったケーキやプリンを
ショーケースへ並べます。
おそるおそる、
でも丁寧に並べられました。


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柿の葉寿司を鯖と鮭に分けて、
トレイに盛りつけます。
息子は普段からきびきび動くほうで、
親バカもありますが、
カフェスタッフは向いてるなと思いました。


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息子は、総勢5名のお子さんたちと、
焼きあがったクッキーを保管したり、
オーダーどおり飲み物をサーブしたり、
バックヤードから荷物を運んだり、
ソフトクリームを製造したり、
一生懸命カフェの一員として働きました。
成果として、大和茶のソフトクリームを
巻いてみました。鹿のクッキーも添えて。


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あ、休憩中は撮らないで!
すごいね、弁えてるね。
タイムカードを押して、お仕事終了です。
大学生になったら、ここでバイトできるね。


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土日祝のみ運行の100円バス、
ぐるっとバスに乗って、ならまちへ。
お目当ては中華粥の「穀雨」さん。
ここはほんとうは誰にも教えたくない(爆)。


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中華粥セット。
雨水の時節、春菊と胡麻のお粥。
……おいしいいいいいいいいいい(涙)。
付け合わせの豚角煮やもやしも最高!
野菜の調理がしっかりしていて、
漢方や薬膳の素地があって、
こんなおいしい中華粥、ないです。
ここだけ。


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穀雨さん名物、飛鳥鍋風坦々麺。
おいしい! 四川の山椒がたっぷり!
私は穀雨さんの坦々麺しか食べません。
脂っこい食べ物が苦手なので。
ここの坦々麺はあっさりして、滋味深い。


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デザートはミルクプリンとライチ紅茶。
息子曰く「プリン食べてから紅茶飲むと、
いいかんじ、ママもやってみて」とのこと。
私思わず「ほお」と感心。
そんな出会い物の味まで
わかるようになったんやね、しみじみ。


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これ食べたかったな、後悔。
お水取りのこの時期限定メニュー。
しかも、精進料理は私の大好物。
よし、近々、再訪しよう。


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行きは、近鉄奈良駅から東向商店街と
餅飯殿商店街と観光客でごった返した
道を採ってしまったので、
帰りは、猿沢池めざして小路をてくてく。
すると、
率川の舟に乗ったお地蔵さまたち。


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仏教考古学でも率川地蔵尊について
講義の話題にのぼりました。
なんというか、
とても奈良らしい眺めです。
品があるのに、素朴。


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率川はすぐ暗渠となります。
采女神社の後方に、
地下へ向かう川を見守るように
お地蔵さまが二柱。
河川工事後に成された配置だと思いますが、
すごく的を突いた祈りの形です。


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鶴屋徳満で、お水取りの時期限定の
主菓子「開山良弁椿」と「閼伽水」、
干菓子「奈良お水取り」を買いました。
甘さあっさり、老舗の和菓子です。

良弁忌が誕生日の私、
お水取りは身に染みるものがあります。
若水(おちみず)に捧げるものが、
お松明、火なのです。
良弁椿も、糊こぼしに赤い花が
白く抜かれ、ゆらめく蝋燭のようです。

雨水のころ、
春への階段を一段ずつのぼるように、
奈良のやさしい食べ物を身にとりいれ、
季節の変わり目を楽しむ。
ささやかながら、豊かです。

さあ、小休止の後には
来週のスクーリングと試験が
待ち構えております。