奈良大学通信まよい鹿

奈良大学通信教育部に入学しました

一蓮托生

ここ最近、院政期で遊んでいたら、
不意を突く『嵐』のニュース。
その堂々とした散りざまに
彼らの行く末の安堵を
願わずにいられなくなりました。

厳しさと温もりが綯い交ぜのこの感覚は、
2012年の大河ドラマ平清盛』のラスト、
平家の血統を絶やさないため
投降した清盛の弟の頼盛が、
「独り生き残って後悔しないのか?」
との源頼朝の問いに、
「平家は常に一蓮托生」と笑って答えた、
あのときと、同じものでした。

この『平清盛』は放映時には
人気がなかったようですが、
時代考証も人物描写も美術も演出も
すべて私には最上級の絵巻物でした。
保元の乱で「悪左府藤原頼長
非業の死を遂げたとき、
彼のかわいがっていた鸚鵡が
「ちちうえ、ちちうえ」とうめき鳴き、
頼長の父関白とともに、私も号泣しました。
ああこれは1991年の『太平記』で、
北畠顕家高師直に討死したときの
北畠親房の錯乱ぶりと双壁だ、と。
上記、大河ドラマの両雄でした。

一蓮托生。
見るべきほどのことは見つ。
私はやっぱり、平家贔屓です。
源氏はもう、血で血を洗う、
みなごろしの世界観が、つらいので。

十代のころ能楽に嵌ったのは、
平家の公達の存在あってこそ、でした。
みんなで華々しく生きたから、
みんなで華々しく死んでいく。
死にざまは、生きざまです。
人は、咲いたように、散るのです。


f:id:keikakeikakeika:20190129142017j:plain
私のつたないこのブログに、
また奈良大学通信教育部の広告が
貼られる時期になりました。
阿修羅よ、阿修羅よ、なぜ巡る(笑)。
ドグラ・マグラ』風に、
時の推移を眺めます。

ちょっと私事、
2月と3月にスクーリングを受講します。
新年の気分転換、です。
テストももちろん、受けます。

スクーリングでお会いする方々も、
否、奈良大学通信で学ぶ方すべて、
荒海へ果敢に櫂をくぐらす、
私と一蓮托生です。