奈良大学通信まよい鹿

奈良大学通信教育部に入学しました

湖国の入り口

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一昨日の日曜日、
滋賀県石山寺にお参りしました。

3年前、滋賀県立近代美術館での
志村ふくみさんの展覧会の帰り、
この門前まで来ましたが、
拝観時間を過ぎていたのでお寺に入れず。
今回は朝早くから出発したので、
お参りできました。

私は滋賀が大好きです。
滋賀から京丹後、若狭にかけての
日本海の文化が大好きなのです。
地元の奈良より好きかもしれません。
我が家から大津までなら、
高速が空いていれば1時間弱で着きます。


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11時、石山寺の門前に到着。
お店が混む前にお目当てのお食事処
『湖舟(こしゅう)』へ。
こちらは近江名産のお食事が楽しめます。
息子は志じみ釜飯カレーを注文。
最後はチーズをのせて焼きカレーに。

お土産処の大津絵も興味深く、
護符として色紙を2枚、購入しました。
息子は初志貫徹の『矢の根』。
私は地震除けの『瓢箪鯰』。
先日の大阪府での震度6の強震の際、
私も電車に閉じ込められました。
微力ながら、世の安寧を祈って。


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ふなずし茶漬け。
私は鮒寿司が大好物。
小鮎の甘露煮、しじみ時雨煮、
川えびの海老豆、近江のおばんざい付き。
ごはんに鮒寿司、朧昆布、
おだしをたっぷりそそいで。
琵琶湖に来た、味覚で先ず身に沁みます。


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ふなずしグリーンカレー
ごはんが琵琶湖の形をしています。
おもしろくて、主人が注文しました。
お味はとっても辛いタイカレー。
でも、とってもおいしかったです。
お好みで鮒寿司をトッピングなのですが、
主人はあまり鮒寿司が好きではないので、
私がほぼいただきました。


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天平勝宝元年聖武天皇勅令にて
良弁が建立した、由緒正しい石山寺
楓の並木、柔和な緑色のアーケード。
夏の入り口、です。


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硅灰石。
石山寺の起りとなった奇岩。
近江は石の国です。
上方、国宝の多宝塔が見え隠れ。


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本堂、とても心地よい空間。
日本の黎明期に建立された寺社仏閣は、
考えに考え抜かれ、
最高の立地に据えられています。
瀬田川が琵琶湖へと花ひらくような、
この条件、見逃されるはずがありません。


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源頼朝寄進の東大門。
仁王様が瀬田川に向かっておられます。
川と湖あってのお寺です。


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門前の叶匠寿庵の支店。
石山寺銘菓の石餅。
白と蓬を合わせたふわふわのお餅に
甘くない餡をたっぷりのせて。
上品なおいしさ、さすが老舗です。


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途方もなく暑かったので、
かき氷もいただきました。
すごい抹茶の量で、目が覚めました。
おいしいなあ、甘すぎることなくて。
叶匠寿庵のお菓子は、
本当に上品、さっぱりとしています。

このあと、近くの旅館双葉屋、
南郷温泉で日帰り入湯、
汗を流し終え、
颯爽と帰路へ着きました。

近江は泊りがけで
2回ほど琵琶湖一周しました。
何が魅力の根源かと言えば、
やはりMother Lake琵琶湖でしょう。
静けさと開放感、大和にはない風景です。

大学生たちがレガッタをしている、
その横で、
少し足を琵琶湖にひたしてみました。
足指を伸ばすだけで、
鰭が生えていたころを思い出すような。
ああ、水辺はなつかしい、
どこもかしこも。

小学生時代の夏休み、
前後の旅行がルーティンで、
前半は鳥羽へ、後半は大津へ。
私には思い出深い場所なのです。
さざなみの都、湖国の入り口。
夏の始まりです。