奈良大学通信まよい鹿

奈良大学通信教育部に入学しました

アキレウスと私 文化人類学①

新たな未来図をご覧になられた方には
おわかりかと思いますが、
私の1年生でのレポート科目は、
人間論ⅠとⅡ、そして文化人類学が加わり、
合計7科目となりました。
人間論ⅠとⅡはレポート完成し、
今は文化人類学に取り組んでいます。

文化人類学は……深い、深い、ですね。
中学生のとき、初めて一人で観た映画が、
清朝皇帝愛新覚羅溥儀の一生を描いた
『The Last Emperor』でした。
そこで細胞レベルで感動したのは、
“教授”坂本龍一の音楽でした。
すさまじい繁殖力だと。
それまでは、YMOの『RYDEEN』が流れると
小学校の掃除の時間を思い出す程度でした。
うわー、雑巾がけしなきゃ! と。
教授が文化人類学が好きだと知り、
そこから中沢新一に至ったわけです。
なつかしいなあ。
世界が広がった、そう思いました、素直に。

文化人類学として、正規の学業として、
系統立てて考察を示せと言われると、
女って、男って、母って、父って、
人間の関わりっていったい? と思います。

ギリシア神話アキレウスは生まれたとき、
リギュロン(明るい声)と名づけられたのが、
半人半馬のケイロンにすぐ託されて以来、
アキレウス(乳房に口をつけたことがない)と
呼ばれるようになりました。

私も実は、母乳を飲まない赤ん坊でした。
アキレウスの場合、両親の険悪さゆえ、
母親の育児放棄が素因でしょうが。
私はペッペッと母乳を吐き、ほんとうに、
体質的に飲めなかったそうです。

いつも母から「瓊花のお母さんは牛、
あんたは牛乳だけで育ったから」と言われ、
自分はどこか人として劣っているのでは、
とばかり考えて育ってしまいました。
だから、
英雄アキレウスのエピソードを知ったとき、
とてもうれしかったものです、
同志ができたようで。

「それって、まんま、文化人類学だよね」
とbrainから示唆されたとき、
おー、そうかもしれない!
と蒙が啓きました。
アキレウスと私、いつか小論をば、と。


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主人と息子から、ささやかな気持ち。
私は花やお菓子がプレゼントとしては
いちばんありがたいのです。
“消え物”の命を戴けるので。吸血鬼か(笑)。