奈良大学通信まよい鹿

奈良大学通信教育部に入学しました

叱咤と激励 史料学概論②

史料学概論の評価は、
着眼点と独創性の2項目がA、
論点の明確さと一貫性の2項目がB、
残りの4項目はCでした(爆)。

担当の吉川先生の講評がもう、
初見ではブルってしまいましたが、
いま再見すると
全く怖くありません。
ほんとうに、叱咤と、激励です。
以下、かなり長い講評です。

考えることが好きで、
日頃から様々な学習をされていることが
よく伝わってくるようなレポートです。
史料の種類別に章立てされているテキストを、
天武‐草壁皇統と藤原氏との関係を軸にした
政治史的な観点から再構築した着想は
読んでいてもなかなか面白いものでした。
ただ、全体として言葉の使い方が
不自然な部分や誤字も多く、
発想に表現力がついていけていないとも
感じました。
また、課題レポートとしては
木簡や銘識の定義が不正確であることや
古文書や編纂物の史料としての特徴などに
関する言及が欠けている点は
かなりの減点材料となります。
オリジナルの発想力や意欲は
大いに評価できるものですが、
課題意図の達成度という面では
若干の不安が残ることも否めません。
今回はテキスト序章の各史料の
定義や性格に関する部分を
丁寧に再確認することを条件に、
条件付き合格ということにしますので、
必ず確認しておいてください。
せっかくの発想力を生かすためにも、
注意深く理解することや
論理的な説明能力を養うことは
必要不可欠ですので、
今後もこのような注意を保ちつつ
より一層丁寧に読み書きすることを
心掛けて学習されることを
期待したいと思います。

なんだか、吉川先生の講評を
書き写しているうちに、
泣けてきそうになりました。
課題を度外視して
好き勝手な自論をよこした
こんなあんぽんたんに、
一から十まで
いやそれ以上の
きめ細かな教えを説いて
くださって。

吉川先生、
ほんとうにありがとうございます。
いままで「先生」と呼べる人には
何人も出会ってきましたが、
ほんとうの意味で私の先に立って
生き方を教えてくださった先生は、
吉川先生を含めて数えるほどです。

奈良大学通信に入学して
ほんとうに良かったと思います。


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明日香村 酒船石
囲いもなく自由な遺跡ばかり